1. 竹田城跡とは?
竹田城跡は、標高353.7mの古城山山頂に築かれた山城です。古城山の山全体が虎が伏せているように見えることから、別名「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」とも呼ばれています。天守台・本丸を中心に、三方に向けて放射状に曲輪が配置されており、縄張りの規模は東西に約100m、南北に約400m、「完存する石垣遺構」としては全国屈指の規模を誇ります。築城当時は土塁で守られていた城が、最後の城主赤松広秀により、今に残る総石垣造の城に改修されたとされます。平成18年に「日本100名城」に選定され、平成24年には「恋人の聖地」として認定されました。(出典:竹田城跡)
2. 雲海が見られるのはいつ?
雲海がよく見えるのは秋です。湿度が高く、気温が急に冷え込んだ朝に濃い霧が発生し、これが雲海になります。つまり、いつでも雲海が見られるわけではないんですね。でも、天気予報などを見て素人が雲海が出るか判断するのは難しいもの。そんな時は、雲海出現MAPを使ってみましょう。必ず当たるという保証はないですが、気象条件などから雲海の出やすさを数値化して表示してくれます。
3. 中から見るか外から見るか
空に浮かぶ竹田城跡を眺めるには立雲峡に、竹田城跡に登って雲の上を歩いている感を味わうには竹田城跡に行きましょう。立雲峡からの風景
体力がある方は両方見ることもできます。我が家では夜明け前に立雲峡に登り、日の出の竹田城跡をみた後、竹田城跡に登城しました。
朝来市の日の出時刻はこちら
4. 竹田城跡登城レポート
雲海は気温が上がると消えてしまいますので、遅くとも午前10時くらいには見終えたいところです。となると、立雲峡と竹田城両方楽しむには夜明け前から行動する必要があります。我が家では4時台に立雲峡の駐車場に行き、そこから展望所まで30分ほど歩きました。この時点で辺りは真っ暗ですので、懐中電灯を持って行きましょう。また、虫刺され対策や歩きやすい靴を用意して臨みましょう。
因みに、この時点で駐車場はほぼ埋まっていました。朝一の雲海を見るには早めに行動する必要がありそうです。
展望所につくと、このようにライトアップされた竹田城跡を見ることができました。その後はしばし日の出を待ちます。慣れている方は折り畳み式の椅子やレジャーシートを持ってきていました。
そして日が昇ると、雲海が見えてきます。空気も綺麗でとても気持ちがよいです。しばらく眺めたり、写真を撮ったりした後、下山しました。
下山後は竹田城跡のある山の麓にある無料の観光駐車場に車を停め、竹田城跡を目指します。体力に自信のない方は城跡近くの駐車場に向かっても良いと思いますが、混雑している可能性もありますので早めの行動をお勧めします。
ゆっくり歩いて40分くらいで竹田城跡につきました。若干雲が薄くなっていましたが無事雲海の竹田城跡を歩いて回ることができました。
その後は再び駐車場まで歩いて下ります。降りたときには膝がプルプルしていましたが、良い運動になりました。皆さんも早起きして、竹田城跡の雲海を見に行っては如何でしょうか。
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